Q. 最もインパクトがあった仕事は?
A. 「牡丹と薔薇」です。色々な意味であれ以上過酷な作品はないし、あれほど感情のジェットコースターを表現する役はなかったなと。昼ドラは1週間に5話、撮影期間3ヶ月で60話、疲労困憊でした。限られた時間の中で感情の整理、共演者との空気感や距離間、全てがチャレンジで、深い衝撃を受けました。
でも、より多くの方が自分を知ってくれるようになり、応援も沢山いただいて。あの時期はバラエティにも呼ばれて、仕事のジャンルも広がりました。そういう意味でも、財産になるものが増えたと思います。あの作品を演じてからは、どの仕事も大変だとは思わなかったです(笑)。
Q. 今後やってみたい役柄は?
A. 役ってすごく不思議で、その時に巡り合う役は、その時に自分が必要な何かがそこにある気がします。こんな役をやりたい、こんな役が得意とか言うと、そういった役しか来なくなってしまうように思います。
10代20代とがむしゃらに仕事して、30代は結婚、出産、離婚、再婚と、良い事も悪い事も色々起きた時期で。両方があって40代を迎えて、逆に何ができるかなと考えると、40年経験して自分が得たものを出していくことかなと。
Q. フラワースタイリストとして活動?
A. 中学、高校と華道をやっていて、お花が大好きで。子育てに少し余裕が出てスクールに通い、同時に知人のお花屋さんに頼み込んで、現場の仕事を全て勉強させていただきました。現在は、ウェディングを手掛けたり、ワークショップを開催したりしています。